コンテンツマーケティングジャパン2020に参加してきました

毎年、「コンテンツマーケティングジャパン」という最新のコンテンツマーケティング動向や成功事例などについてのイベントが東京で行われております。

コンテンツマーケティングジャパン2020

今年は2020年1月28(火)・29日(水)の二日間、東京ビッグサイト青海展示棟で開催されましたので参加してまいりました。
また、今年は「コンテンツマーケティングジャパン2020」を含め以下4つのイベントが同時開催されました。

  • コンテンツマーケティングジャパン2020
  • マーケティング・テクノロジーフェア 東京 2020
  • イーコマースフェア 東京 2020
  • オムニチャネルソリューションフェア 2020

今回は特に「コンテンツマーケティングジャパン2020」にフォーカスし得られた情報など、お伝えできる範囲でまとめました。

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、ユーザーから注目される価値の高いコンテンツを作ることで、ファンになってもらい顧客を増やしたり商品購入などといった行動につなげるマーケティング手法です。
ユーザーから注目される=ユーザーが満足するような質の高いコンテンツを作る必要があります。

このコンテンツの質はSEO対策に大きく関わってくると言われています。

2020年におけるSEO対策

2020年の最新SEO対策とは…と誰もが気になる話題かと思いますが、
2020年は2019年に引き続き以下の対策が課題となってくるようです。ただ、その重要性は昨年よりもさらに大きくなってくるとのこと…

  • ゼロクリックサーチ
  • 音声検索
  • E-A-T
  • BERT導入によるコンテンツの質の重要性
  • FAQやHow to

なかでも「ゼロクリックサーチ」「E-A-T」「BERT」について以下に簡単にまとめています。

クリックされず問題解決してしまう「ゼロクリックサーチ」

ゼロクリックサーチとは、リンクをクリックせずとも、タイトルやディスクリプションでユーザーの問題が解決されること(=クリックされない検索)です。

例えば、「富士山 高さ」で検索すれば、クリックせずとも答えが表示され問題が解決されます。

Googleで「富士山 高さ」と検索したところ。3,776m と表示される

ユーザーにとっては効率がいいですが、いくら良いコンテンツを作ってもクリックされなくては意味がありません。最近ではこのゼロクリックサーチが50%を超えたという調査結果があるようです。

ユーザーにクリックさせるための対策が必要となってきますが、ゼロクリックサーチの対策としては現状、「無理にそのキーワードを狙わない」とのこと。詳しくはお話されておりませんでしたが、ゼロクリックサーチで解決できてしまうようなキーワードではなく別のキーワードを選出することが無難だそうです。

お馴染み「E-A-T」も2020年以降は格段に重要になる

E-A-TとはExpertise(専門性)Authoritativeness(権威性)Trustworthiness(信頼性)の3つの頭文字を取った略称です。SEO対策ではこれらを意識していかにコンテンツの質を向上させられるかが重要と言われています。

このE-A-Tは2019年の時点ですでに重要と言われておりましたが、2020年以降はこれまでとは比べ物にならないほど重要になってくると言われております。

E-A-Tと言ってもこの3つに明確な違いがあるわけではなく、共通している部分が多くあります。

E-A-T 求められる主なポイント
「E」(専門性) ハイクオリティコンテンツ、明確な引用
「A」(権威性) 被リンク、サイテーション
「T」(信頼性) 明確な引用、有識者の監修

このように「E」で求められる「引用」は「T」にも当てはまったり、「A」にある「被リンク」のリンク元には専門性や信頼性が求められたりと、多くの部分で共通しています。
信頼性を持たせるために明確な引用を明記すれば、専門性にも繋がる。専門性や信頼性があれば人気も出て被リンクがつき、権威性にも繋がる。

つまり、E-A-Tを意識することで結果的に高品質なコンテンツを作ることができ、それがSEO対策となり順位も上がるということです。

E(専門性)-A(権威性)-T(信頼性)のそれぞれに大きな違いがあるわけではなく、多くが共通している

とはいえ、これまでもコンテンツの質は重要視されていたので、高品質なコンテンツを作る=SEO対策ということに変わりはないようですね。
ただし、今後はこのE-A-Tが更に重要になるということを抑えておきましょう。

Googleが導入した「BERT」で求められるハイクオリティコンテンツ

AI

昨年、2019年10月25日にGoogleは「過去5年で最大の飛躍」言われるアップデートで、「BERT(バート)」を導入しました。「BERT」は簡単に言うと文章を理解する事ができるAI(人工知能)です。Googleはこの「BERT」を検索エンジンに採用しました。

これにより、文章における「文脈を理解できるようになった」ため、より専門性の高いコンテンツを作る必要があります。ここでもE-A-Tが関わってきますね。
どうやらこの「BERT」は、理解力を計るテストを行った結果、既に人間並みに理解している結果が出たというお話もありました・・・

ライターにはさらに専門性の高い文章が求められるようになるため、これからライターへの外注が難しくなってくると予想されています。

表示速度の改善が課題。5Gの期待し過ぎに注意!

5G

今回のセミナーでGoogleが話していたわけではありませんが、「サイトの表示速度の改善が重要とGoogleは言っている」と登壇者の方々は口を揃えてお話しされておりました。

Amazonの表示速度は2秒

各企業はこの2秒に近づける、あるいはそれよりも早く表示させるために表示速度の改善に力を入れているようです。
表示速度の改善のためには、真っ先に「画像の重さ」を考える方も多くいらっしゃるかと思いますが、必ずしも画像の重さが要因となっているとは限らないようです。

表示速度の要因はサイトによって様々。「要因は画像」だと決めつけて対策しても、結果変わらず、時間と労力が無駄となったという事例もあるようなので、そのサイトにあった改善策を立てる必要があります。

5Gに期待し過ぎず改善が必要

また、これからやってくる5Gについても触れられておりました。

「どうせ5Gになることで表示速度は格段に早くなるから速度に関しては改善しなくてもいいよね!」と思っている方も多くいらっしゃる思いますが、決してそうなるわけではないようです。
5Gはクライアント側には恩恵を受けないと言われています。なぜなら、サーバーの処理スピードが速くなるわけではないからです。

高速道路に例えてましたが、高速道路の道路そのものが速く走れるようになっても、道路に出るまでの料金所の処理が速くなるわけではないから、と言うことです。

5Gの恩恵が誰にでも受けられるようになるまでは、まだ4~5年ほどかかるのではないかと仰る登壇者の方もいらっしゃいましたので、期待し過ぎず、サーバーの改善などクライアント側は準備を進めなければいけません。

いよいよ始まる5Gとこれからのコンテンツ制作

動画コンテンツ

最後にSEO対策とは別の話になりますが、これから動画コンテンツ市場がより大きくなっていくと言われております。今回のイベントでも動画編集ツールなど動画関連情報を紹介している企業が多くいらしてました。動画コンテンツ市場は2019年は2,592億でしたが2023年には5,065億と約2倍になると予想されています。

その要因には

  • 高いポテンシャル
  • 5Gで高速化
  • スマホで一日中見られる

などが考えられています。
なかでも2時間動画を3秒でダウンロードできるとよく言われている「5G」の登場により動画コンテンツのためのインフラがようやく整ったためです。

YouTubeの人気も含めますます動画コンテンツ市場に拍車がかかっていきそうですね。

しかし、そんな魅力あふれる動画にも課題は少なくないようです。

  • 情報が一方通行
    ・検索がしづらい
    ・視聴箇所が探しづらい
  • 動画の良し悪しを計るものさしが足りてない
    ・分析、改善のためのデータが少ない

これらを解決するために株式会社MILさんでは「インタラクティブ動画」(触れる動画)ツールを紹介しておりました。

動画再生中にポップアップを表示する「ポップアップ動画」やストーリーを分岐させる「ストーリー動画」など、他にも楽しい機能がたくさんありましたので、ご興味のある方は是非検索してみてください。

まとめ

2020年のSEO対策では、AIの進化によりコンテンツの質がさらに重要視される。
また、5Gの登場で表示速度の改善であったり、動画コンテンツがより重要なコンテンツになってくるなど、AIや5Gの発達とともに技術の進化もますます加速し、Webサイトも大きく変わっていく。それに伴った準備や施策を今すぐ行っていかなければならないと感じました。

次回コンテンツマーケティングジャパン

非常に勉強になりましたし、有意義な二日間でした。
次回開催は2021年2月16日(火)・17日(水)と既に決まっておりますので、機会があれば是非また参加してみたいと思います。

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